仕事で残業をして手当をもらえる会社もあれば、サービス残業ということでもらえない会社もあります。元々組合がしっかりしているような会社でしたら、サービス残業ということに対してもある程度規制をしてくれることがあるでしょう。もちろん、残業にならないよう効率よく仕事をこなす工夫をすることも大切です。日本は働いた時間で評価される傾向がありますが、効率よく仕事をして毎日定時に変えるのが理想だと思います。しかし、それでも仕事の量が多いと残業せざるを得ません。
その場合、会社の方針に問題があると判断をすれば、会社側に伝えるというようなこともあるのです。でも、組合が元々存在していないというような職場の場合には、気が付けば残業をしても手当てをもらったことがなかったということもあるかもしれません。
それでもその職場を辞めたくないという気持ちから、無理をして残業をしている人もいるのです。その職場での仕事自体は好きだという理由や人間関係は良いということでしたら、出来るだけその職場で働きたいという思いがあると思います。
そういう思いがあるということでしたら、残業代は入らなくても諦めなくてはいけないかな…と思っている人もいるようです。でも、本来はサービス残業というようなものは認めてはいけないものです。
残業を当然というようにしてしまうと、他の社員にもそれが当然と言う事になってしまう場合があります。どこかで誰かがそれを打破する必要があるのです。でも何かを言うことにより、職場にいられなくなる不安というものもあるかもしれません。
そういえば、看護師の求人に「残業代支給」などと掲載されているのを見たことがありません。看護師の友人に尋ねたところ、その友人が働いている病院ではサービス残業をしているとのことでした。
結果として退職せざるを得ないようなことになるぐらいなら、残業しても手当ては要らないと思うようになるのかもしれません。いつそのことについて会社側に伝えるかは、難しい問題ですね。